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2012年 09月 03日
KL中心部から郊外へ、KTMコミューターで2,30分のところにあるバトゥケイブ(batu caves)に行ってきました。
実は10年以上前、タイからシンガポールまで東南アジア横断の旅をしたことがあるのですが、そのときKLに立ち寄った際に一度訪れたことがあります。 そのときは地元の人に誘われるがまま、どうやって辿りついたかも覚えていません。(今思えば知らない人に着いて行くなんて、何て危ないことをしたのか。。。) 当時の記憶をたどりながら、照合しながら、10年以上ぶりの再訪です。 まず、当時は電車は通っていませんでした。 駅を出ると、もう目の前に岩山がそびえたっています。そして、こんなものができていました。 うーん・・・意味不明・・・シュールだー・・・ そしてすぐ寺院が。 その前では、結婚式でしょうか?お祝いの宴が催されていました。 すぐに階段前に到着。周りはずいぶんと整備され、観光地っぽくなっていますが、ここを上った記憶があります。こんな大きい金の像があったかは・・・覚えていません(^^;) 気合いを入れてから、上り始めます。 うーん、急だな〰・・・(^^;) ここには猿がうようよいます。ビニール袋を持っていると、猿の襲撃に遭うのでご注意。 私は猿が嫌いなので(コスタリカで何度も襲撃に遭いました(泣))、急階段を上る恐怖と猿の恐怖とで恐怖倍増。怖さのあまりに行く手を阻む猿を持っていた日傘で追い払おうとしたら、牙をむいて襲いかかろうとしてきて、地元の人に「そんなことしちゃだめだよ。なにもしなければ猿もなにもしないから」と注意を受けました。 ・・・すみません。 それからは気を取り直して、猿の気持ちを逆なでしないように大人しく、静かに、階段を上って行きました。 階段の幅が狭いので途中休憩するのもままなりません。 ところどころに設けられている踊り場までよそ見もせずに集中して上ります。 敬虔なヒンドゥー教徒は裸足で上ります。 中には子供を抱いて上るお母さんも。すごいです。 もうすぐゴールです。 階段を上りきると、そこから奥に洞窟が続いていました。 洞窟の中を通ります。ヒヤッとして、気持ちいい! 向こうには日がさした場所。何とも神秘的。 そこまでいくと、行く途中にも、神様を祭ってある祭壇が数か所。ここで行き止まりです。 岩山に大きな穴が開いて、光がさしていたのです。 長い時間をかけてできたのであろう自然の神秘的な地形。 自然の力を分けてもらいます。 なるほど、ここは確かにパワースポットなのかもしれません。 自然の神秘の力によってできたこの場所に、困難なのにもかかわらず神殿を作ろうと思った気持ちが理解できます。 ヒンドゥー教徒でなくても、神に手を合わせずにはいられません。 さて、下り。 上り以上に怖い。 下っている途中で、みんなの視線を集めている一人の老婆。 高齢なのにだれの助けも借りずに上っているからかな?と一瞬思いましたが、彼女が私たちの横を通り過ぎて、その謎が解けました。 彼女が背中に背負っている(?)ものは、なんと髪の毛。背負っているのではなく、恐らく、生えている、髪の毛。上の布が覆っているのではっきりとは分かりませんが。 ヒンドゥー教徒は、人知を逸したことをいろいろ成し遂げますね。爪を数十年切らない人、右手をあげたまま数十年の人、そして髪を切らないで数十年の人。すごいです。 普段はイスラム教色が強い世界に囲まれて生活していますが、ちょっと離れればこんなにも違う文化・宗教が力強く存在していることに改めてビックリ。そしてほんの少し困惑。 バトゥケイブ、一見の価値ありです。
by momine2
| 2012-09-03 00:40
| マレーシア 旅行
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