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2008年 05月 15日
日本語2のクラスで、ハンコを作ってみました。
このクラスは旧カリキュラムで授業をしたうえに、次の学期で合体するであろう新・日本語1の進度と足並みをそろえるために2課分をやらなかったから、相当時間があまってしまった。 なぜ、ハンコ? ①私は宿題をチェックする時に、日本でよく使うシャチハタを使っている。それを見た学生が「おお!それは何?ハンコ?かっこいい!!!」といっていたから。 ②習字もやろうと思っていて、そのできた作品にハンコを押したら作品ぽくなってかっこいいかな。と思ったから。 ③それなりに時間がかかりそうだったから、時間をつぶすには効果的。 そうはいっても、当の私は中学の美術の時間以来ハンコなんて作ったことがなかったから、作り方を教わって、ぶっつけ本番。 消しゴムをほっているところ。 けっこうみんな夢中。 BGMには日本の音楽。 文字さえかけてしまえば、あとは彫るだけなので、あまり時間はかからなかった。 実際1時間弱ぐらいで完成。 やっぱり出た。指を切る人。 そして次のクラスで習字。 はじめに私が手本を見せた。 「いい?習字は字を書くことに集中して。いつも私が言っている書き順がとても大切なの。書き順が変だったら美しく書けないし、はねやはらいも大切なんだよ。そして姿勢は正しくね。」 そこは日本の美に興味を持っている学生たち。今までにないくらい しーん として、熱心に私の手元を見ていた。 みんなで「永」の字を練習してから、自分の好きな言葉をそれぞれ書くことに。 多かったのが「私の名前、漢字で同書くの?」 ま、予想通りかな。 あとは「(死)神」「天国」「地獄」など。 書いては私のところに持ってきて聞く。 学生「これはどうですか?いい?わるい?」 私 「うーん。だめ!ここをもっとこうするときれい」私も容赦なくダメ出し。 何度も何度も書き直して、最後に「うん!これは上手に書けたね!」と私に言われたとき、ぱーっと表情が明るくなってうれしそうな顔。 前回作ったハンコを押して、満足そうだった。 きっと、大事に持ち帰って家族に見せたり部屋に飾ったりするんでしょう。 この日はカメラを持っていくのを忘れて写真がとれず。残念!!! ほかのクラスではなかなか時間がなくてできないけど、やっぱり文化紹介、いいね。
by momine2
| 2008-05-15 05:42
| コスタリカ 日本語教育
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