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2008年 11月 12日
の一つが、「挨拶」です。
まあ、今さらなんですが。 コスタリカに限ったものではなく、ラテンアメリカ全体で見られると思うのですが。 女性同士、または男女の間では、右のほっぺをくっつける「ベソ(キス)」の挨拶。 私もはじめは腰が引けていましたが、慣れるととても心地いいです。 私は日本人で教師なので、学生の中には私には頭を下げる日本式の挨拶をする人も多いです。日本人の前では、日本的であろうとします。そういう心遣い、うれしいですよね。 でも、慣れると「ベソ(キス)のがいいな~」と思うこともたまに。 人の温かみを感じるというのは、とても気持ちが落ち着くし、愛情が感じられます。 でも、私がもっと好きなのは、男性同士の「がっつり握手」の挨拶。 男性同士では、「ベソ(キス)」をしない代わりに握手をします。それもがっつり。 クラスに来て、自分たちのグループの人とはもちろん、ときにはそうでない人とも、ちゃんと目を見て、力をこめて握ります。 その仕方には、何か「力強い友情」のようなものが感じられて、微笑ましくなります。 私が「ブログで紹介したいから、やって~」と言ったら、テレもせずにやってくれました。それも何度も。 でも、彼らにとってはそれはコミュニケーションの一つ。 とても仲良かったり親友の域になると、握手しながら肩胸を一瞬合わせる「ハグ」もするそうです。 それも写真に撮りたかったのですが、「そこだけ撮ると変に思われるからやめて」と断られました。「一瞬」だからいいんだそうです。 「触れない文化」から来た私には、この男性同士の友情や力強さを示しているような「がっつり握手」が、眩しくてたまらないのです。 「ベソ」や「握手」までいかなくても、とにかく挨拶はすごく大切なようで、もうそれこそ一日中だれかとあいさつしているようなものです。
日本にいると、親しくなったり、いつも顔を合わせるようになると、逆に「挨拶なんて今さらしなくたって・・・」とか「よそよそしい」となりがちですが、親しくなればなるほどもっと進んでいくこちらの挨拶は、とても素敵だと思うのです。
by momine2
| 2008-11-12 07:36
| コスタリカ 生活
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